体外受精を受けられる方へ

令和4年4月から、 不妊治療が保険適用されています。体外受精などの基本治療は全て保険適用となります。しかし、回数の制限がありますので、受診の際には、不妊治療の治療歴や受診した医療機関などの情報を全てお伝えください。

 

凍結胚の保存期間について


保存期間は凍結日から1年間です。最大5年間の保存が可能ですが、1年毎の更新が必要になります。2回は保険診療での更新が可能、その後の2回は自費診療での更新になります。保存期限日を迎えた方は当院からお手紙にてお知らせしますので、詳細はそちらでご確認ください。

全卵凍結について


当院の基本方針は新鮮胚移植ですが、全卵凍結も可能になりました。しかし、「保険診療で行う採卵は胚移植を目的に実施されるべきもの」とされているため、次の周期は融解胚移植になります。ただし、2022年3月末までに凍結した胚に限り、期限内であればこのまま保存を継続することができます。